会計学13『会計・財務』の基礎知識
こんにちは。ひらがなです。今回も『会計・財務の基礎知識』という本から学んだことを書きます。この本は区切りがしっかりされていてわかりやすいし説明もしっかり書かれていて
とても勉強になります。
貸借対照表の見方
- 資産・負債・純資産の性格
資産➖負債=純資産(資本)というのが純資産(資本)等式でしたが
貸借対照表は 資産=負債+純資産(資産)が成り立つように作成される
資産➖負債=純資産(資本)→純資産(資産)等式
↓ ↓ ↓
資産=負債➕純資産(資本)→貸借対照表等式
負債は債権者に支払わなければならない義務なのでそれは債権者の持分に
帰属します。
また、純資産は主に出資者である店主や株主の持分に帰属するとみなす
負債を『他人資本』 純資産の一部を『自己資本』と呼ぶこともあるそうです。
- 資金の調達と運用という見方
貸借対照表の見方について、資金の調達と運用という見方があり
貸借対照表の右側の負債と純資産は、企業がどのように資金を調達しているか資金の調達源泉をしましている
負債・・・金融機関や取引先から債務という形で資金調達している
純資産・・主に店主や株主から出資という形で調達している
左側の資産は負債や純資産として調達した資金を経営活動を営むために
どのような形で保有しているか資金の運用形態を示している
財政状態すなわち資産、負債、純資産の各金額を捉えたものが貸借対照表で
この貸借対照表を見ることによって企業の財政状態を判断することが可能になる